手が届くその距離に
俺は美緒ちゃんの調子を聞いた

「早くこの病院から出たいです」

そう返ってきた

「そうか。でもまだ体力もなければ
食事もできないだろ。あと、リハビリもあるからな。半年から1年と見ておくといいだろう。」

そういうと

「事故になんか遭わなきゃよかった。友達のこと助けて自分こうなるんだったら、別な道通ればよかった」

涙を浮かべる美緒ちゃん

でもな、俺は知ってるよ

「美緒ちゃん。君の友達は毎日来ていたよ」

そういうと驚きをかくせない美緒ちゃん

「毎日謝りに来て、美緒をこんなことしたのも私のせいだって謝ってね。俺は自分を責めるのは良くないって言ったんだけどな。美緒ちゃんのこと大好きなんだな。」

< 9 / 12 >

この作品をシェア

pagetop