手が届くその距離に
はぁー。右手…いやぁ

どうしても見たくなかった

それにしてもこの酸素マスク邪魔だし

そう言って左手でとった


「とりあえず寝よ。」

もう現実逃避したくて寝てしまった



「おーい!起きて。」

ん、、え?

見ると先生が来ていた

「あ、マスク」

私が取ろうとすると、先生に奪われた

「我慢してって言ったんだけどなー。」

怒ってる先生

「湊人、新しいの持ってきて」

「はい。」

2人きりになってしまった

「まだ、紹介してなかったな。
主治医の高坂 遼だ。これからよろしくな。」

高坂先生か

「俺のことは、高坂先生でも遼先生でも好きに呼んでくれ。とりあえず、湊人が持ってきたら話す」

一気に静まり返る病室

ガラッ

「先生持ってきました。って、なんで「湊人黙ってろ。」

「あ、はい。」

高坂先生は怖かった

「とりあえず、嫌々言わないで、酸素マスクをつけようか。」

いやだ。抵抗しても右手ないから

「はい。外さないように、テープをつけるから」

そう言われてつけられた

「よし。で、どうだ?調子は」

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