君の光と私の輝き。
ジェットコースターは空いていて、行くとすぐに乗れた。

「すごい顔かもしれないから、こっち見ないでね」

「そう言われると見たくなっちゃうんだけど」

「やめてよー!」

安全バーが下がり、いよいよ始まる。

「ねー、小桜」

「ん?何?」

「実はさ、俺・・・

高いところ苦手なんだよね」

「行ってらっしゃい〜」という陽気な声と共にジェットコースターが発車する。

なぜそれを今言うーー!
もう始まっちゃったじゃん!
もう戻れないよ!

だんだんと高くなる。
私もなんだか緊張してきた。

「小桜、嫌だったらいいんだけど、手繋いでくれない?俺怖すぎてもうダメだ・・・」

え!?神様!これは、現実ですか?
加瀬くんと手を繋げるなんて。
しかしどんどん青ざめていく加瀬くんの顔。
そんなことを考えている暇無い!

「わかった!手貸して!」

無言で手を出す加瀬くん。
少しでも安心させるためにギュッと手を繋ぐ。
なんだか私が安心してきたよ。
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