巡り逢いて
過去
朝起きるのはどちらかと言うと得意な私だが今日に関しては珍しく起きるのが遅かった。
目を開けると隣に寝ていたはずの彼氏がいなかった。
ベッドから降りてリビングに向かう

リビングには朝ごはんを準備している彼氏の姿があった。

「陽菜、おはよう。今日は珍しく寝てたね。」

ニコッと笑うと私の彼は私にハグをした。

「俺、朝ごはん食べたらもう行くけど。陽菜はゆっくりしてなよ。」

そう言って私から離れて彼はご飯を食べ始めた。
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