蒼春
『え、受かったの!?すごいじゃん!よかったね!』
楓が自分のことのように喜んでくれた。雪ちゃんはちょっと残念そうだったけど、応援してくれた。
『なーんだ、乃蒼と料理部入れると思ったのにー。まあ、でも頑張ってね。差し入れとか持ってくからさ。』
『うん、がんばります!』
これからまたバレーに関われる、そう思っただけで自然と胸が踊る。
家に帰って家族に報告するとみんな喜んでくれた。蓮にはマネージャーに志願してたことを言ってなかったのですごい驚かれたけど、案外嬉しそうだった。
その夜はウキウキしすぎて、いつもより寝付くのに時間がかかってしまった。
次の日、部活に出ようとジャージに着替えて体育館に向かうと、徳島先輩と私のとなりのクラスである1-2の女の子たちが話をしていた。たしか、高宮さん…っていったかな?
どうしたのかなと思って近づいていくと、なんだか揉めているようだった。
『私はその決め方に納得できません!』
『そう言われても、もう決まったことなの。諦めてもらえるかな?』
そう言い合っている間に入れないので、そこら辺をウロウロしていると徳島先輩が気づいて声をかけてきた。
『あ、乃蒼ちゃん。ちょっと来てくれる?』
呼ばれたので行くと、高宮さんに睨まれる。
えっと…どういう状況?
わかりやすく困惑していると、徳島先輩がどういうことか説明してくれた。
楓が自分のことのように喜んでくれた。雪ちゃんはちょっと残念そうだったけど、応援してくれた。
『なーんだ、乃蒼と料理部入れると思ったのにー。まあ、でも頑張ってね。差し入れとか持ってくからさ。』
『うん、がんばります!』
これからまたバレーに関われる、そう思っただけで自然と胸が踊る。
家に帰って家族に報告するとみんな喜んでくれた。蓮にはマネージャーに志願してたことを言ってなかったのですごい驚かれたけど、案外嬉しそうだった。
その夜はウキウキしすぎて、いつもより寝付くのに時間がかかってしまった。
次の日、部活に出ようとジャージに着替えて体育館に向かうと、徳島先輩と私のとなりのクラスである1-2の女の子たちが話をしていた。たしか、高宮さん…っていったかな?
どうしたのかなと思って近づいていくと、なんだか揉めているようだった。
『私はその決め方に納得できません!』
『そう言われても、もう決まったことなの。諦めてもらえるかな?』
そう言い合っている間に入れないので、そこら辺をウロウロしていると徳島先輩が気づいて声をかけてきた。
『あ、乃蒼ちゃん。ちょっと来てくれる?』
呼ばれたので行くと、高宮さんに睨まれる。
えっと…どういう状況?
わかりやすく困惑していると、徳島先輩がどういうことか説明してくれた。