俺様社長は奥手な秘書の初めてを奪う

ルイさんに警戒心を抱きつつも、美晴を含め三人で他愛のない会話を交わしていく。
ほどなくして美晴はカメラマンとの打ち合わせがあるため、その場を後にした。

(普通に話さなくちゃ)

ルイさんとの間に若干の気まずい雰囲気を感じていると……。
背後からコツコツ、とヒールの音が近づいてくる。

「結城、ちょうどいいところにいた」

「社長……! おはようございます」

現れたのは、上等な紺のスーツを着て爽やかな笑顔を見せるボスと、栗色の長い髪を綺麗に巻いた背の高いグラマラスな美女だった。

(この綺麗な方はどちら様だろう……?)

ついつい彼女の美しさに見惚れていると、ボスは笑顔で隣に視線を送る。

「彼女は今回のプロジェクトのアートディレクターで来てもらった、綾瀬華さんだ」
「宜しくお願いします、社長秘書さん♪」

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