隣の席の一条くん。
ドラマの中で、怜也に頭を撫でられたり、抱きしめられたことはあった。

でも、そんなのじゃ全然ドキドキしなかった。


それなのに、なんて言葉が返ってくるかわからない一条くんの口元を見ているだけで、胸がさらに高鳴ってしまう。


だって、その返事によっては…一条くんはわたしのことを――。


…やばい!

そんなこと考えたら、余計にドキドキしてきたっ…!


もしかしたら、ただの冗談だったかもしれないのに…。
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