隣の席の一条くん。
だって、一条くんがすべて防いでくれたから。


「そんなことよりも、一条くんは…!?」

「ああ、べつに大したことねぇよ」


…って言っても、こんな分厚い資料集を背中に受けて、大丈夫なはずない。


「ちょっと背中見せて…!」

「いや、ほんと大丈夫だから――」


そんなやり取りをしている中で、ふと一条くんと目が合った。


鼻先が触れそうなくらいの至近距離。
< 168 / 316 >

この作品をシェア

pagetop