隣の席の一条くん。
帰りは、だいたいいつも1人だ。

学校を出るときは彩奈といっしょだけど、途中で別れる。


…だけど、今日は違う。


なぜかと言うと――。


「どう?足。…って、まだ痛むに決まってるよな」


わたしの隣を歩く、金髪の不良男子。


…そう!

それは、一条くんだった!


途中までは、全然気づかなかった。

だけど彩奈と別れてすぐに、後ろにいた一条くんが駆け寄ってきた。
< 91 / 316 >

この作品をシェア

pagetop