これを愛というなら~SS集~
「ここまでしておいて……本当は桃子と繋がりたいんだけど……アレがない……ごめん」


今さらかよっ!って突っ込みたくなるのを抑えて、、、

大丈夫だよ、なくても。

薬を呑んでるから。


「……えっ?……なんで?」


「……生理痛が酷いし……コントロールできるから……」


そっか……それなら、と身に着けていた全てを脱ぎ捨てて……

また私の中心に、悠馬くんの舌先が触れる。


本当は、生理をコントロールするためなんて半分は嘘。

彼が避妊をしてくれなかったから。

呑んだら生理は楽になるし、確かにコントロール出来るから呑み続けてるだけ。


もう一度、舌と指でドロドロに溶かされて……甘い痺れと痙攣した中へ……

悠馬くんが押し開くように、ゆっくりと入ってくる。

痛くない。

寧ろ、全てを奥まで呑み込んだだけで……気持ちいい。


「痛くない?」


頭を撫でて、チュッと唇を重ねて訊いてくれた悠馬くんに、痛くない。

少しだけ……このままで居たいくらい気持ちいい、と応えていて。

ニコッと笑って、深いキスをくれるから……私から舌を絡ませていた。

無我夢中だったけれど、悠馬くんが満足気に笑った気がしたよ。


悠馬くんがくれる律動。

そこっ………!と、思わず芯から痺れた場所に当たった瞬間に言ってしまうとーー…、

気持ちいいんだ?……俺も……と、甘く吐息交じりに囁いて、そこばかり攻め立てられてー……

あっという間に快感の階段を駆け上がって……ー声が次から次に零れ落ちる。



こんなに気持ちいいなんて……知らなかった。

じゃあ、達したのも俺が初めて?

うん、痛いだけだったから。

それね……男からしたら、すごく嬉しいんだよ。

そうなの?

うん、そう。初めてをね、貰えた感じがしてね。
もう俺だけだよ?

当たり前でしょ!悠馬くんだけ。

悠馬でいいよ?

うん!悠馬……大好き!


もう一回いい?と言われて……悠馬と戯れて、身体を繋げて……悠馬の熱い液体を私の中へ受け入れたの。
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