シンデレラは堅物会長の専属モデルになるようです
私があれこれ考えている間に1ヶ月が過ぎ、今日は小説勝負の勝敗が決まる日。


放課後の生徒会室。

いつも以上にピリピリとしている。


「紅蓮お兄ちゃん、書き終わってから閲覧数とか見た?」

「見てません。そんなことをしたら毎日気になって仕方ありませんから」


「そうだよね。俺もそんなことしたら夜も眠れないよ」

「……」


私は2人の様子を近くで見守ってることしかできなかった。


「それじゃあスマホを見せて。いくよ、紅蓮お兄ちゃん」

「いつでもどうぞ」


お互いに自分の小説サイトの閲覧数と読者数を見せあった。

しばらく沈黙が続いた。


そして、そのあと最初に口を開いたのは


「悠、決着はついた。……僕が勝ったよ」

「紅蓮先輩、おめでとうございます!!」


私は思わず椅子から勢いよく立ち上がり紅蓮先輩の元に駆け寄る。


サイトを見せてもらうと圧倒的な差で紅蓮先輩が勝利していた。
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