丸重城の人々~後編~
大翔「もちろん!」
柚希「………」
大翔の服を掴む、柚希。
大翔「どうした?」
柚希「……/////
やっぱいい!」

大翔「え?何?言ってよ!」

柚希「抱いて」
大翔「え?柚…?」

柚希「お願い……」
大翔「柚…」

柚希「大翔に抱かれて、何もわからなくなりたい!
大翔のことだけ、考えたい!」
柚希の真っ直ぐな目が、大翔を捉えて離さない。

大翔「いいの?」
柚希「いいよ」
大翔「わかった」

ベットに移動して、柚希を組み敷く大翔。
大翔の舌が、歯が、手が…柚希に狂ったように食い込んでいく。

柚希「んんっ……あ…ぁ…ひやぁ…また…キちゃう……も、だめぇ…」
先程から何度も果てては、大翔に噛みつかれ引き戻されていた。
大翔「柚…戻っておいで…?」
柚希「……んぁあ…やま、と…」
大翔「おかえり…また…飛ばそうね……
どんどん狂って…おかしくなって……壊れて…?」
柚希「あ……やぁ…んぁ…」

大翔「柚…可愛い……狂って、壊れた柚…最高だ…!」
柚希はかすれる目で大翔を見つめていた。

大翔も狂って、壊れていく。
柚希の身体に、大翔のつけたキスマークや噛み痕が沢山ついている。
それを見るだけで、興奮して身体が昂る。
もっと、もっとって………

大翔「柚は俺のモノ。
俺だけが、触れて、キスできて、抱くことができる。
このキスマークや噛み痕も、俺しかつけることができない。
柚を狂わせて、壊すことができるのも俺だけ。
こんな可愛い表情、乱れた身体、甘い声も俺しか見れないし、聞けない。
俺だけの特権なんだから!」

大翔は、何度も柚希を貪った。
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