不良男子と私の話。
私は、特に何も言わず…いつも通り部屋に湊を招いた。
顔を見るだけで、安心する…
側にいてくれるだけで、安心感が違った。
親とは違う感じ…
私はこの人じゃなきゃダメだと思った。
けど、その一方で湊の答えを聞くのが怖くて、既に泣きそうだった。
でも、逃げてはいけない。
湊に、耳を傾けた。
「最終的は、紗良に決めて欲しいけど…俺は、産んでほしいと思う。この先、道のりは長いけど…俺の家族になってほしい。」
『頑張ろう』
私は泣きながら、湊に抱きつくと精一杯抱きしめてくれた。
「紗良の事も幸せにする。頑張ろうな」
と、
言った湊の声が震えていた気がした。
お互い、不安はいっぱいあるけど…湊なら大丈夫な自信がある。
私も、湊の事…
それに生まれてきてくれる赤ちゃんを幸せに出来る様に頑張ろう。