不良男子と私の話。
リビングに行くと予想通り、ママが帰って来ていた。
仕事帰りで少し疲れている様子だった。
これから、
ママは家事をすると思うと恐ろしかった。
自分もこうなるのかな、、
『湊がママとパパに会いたいって』
「パパもあと少しで帰ってくると思う」
『わかった。部屋で待ってる』
「うん」
ママはいつだって、冷静。
そんな、ママに何度救われた事か…
私もママみたいなママになりたいなぁ。
私は部屋に戻ると、湊はベッドに座ってスマホをいじっていた。
『パパ後少しで帰ってくるって』
「はいよ」