不良男子と私の話。
学校が終わった後の疲労感はヤバかった…
けど、朝陽が待っていると思うと不思議と体は動いていた。
ママとパパの仕事場に朝陽を行った。
学校からは15分くらい…
『ただいま朝陽〜ありがとうママ』
「ありがとうございます〜」
「凄いお利口さんだったわよ。また後でね」
お客さんもいたから、あまり長居は出来なかったけど、お利口さんだったみたいで良かった。
朝陽と会えたこの瞬間は幸せすぎた。
会いたかったよ。
『天使、可愛い〜』
離れていたから尚更可愛く見えるのかも…
帰り道、湊は自転車を引いてくれて、私は朝陽を抱っこして歩いて帰宅した。
中学を卒業する来月までは、こういう生活になりそう。
大変だけど、仕方ない。
高校になったら、一人でやらなきゃいけない恐ろしさはあるけど…頑張るしかない。
家に帰り、
3人で家族団欒の幸せな時間を過ごした。
思った以上に朝陽の機嫌が良くて、湊の機嫌も良くて…私の機嫌も絶好調だった。
『パパ〜』
「紗良のパパではない」
『明日も迎えに来てね』
「駅まで来いし」
『僕に会いに来てよ』
「ママ、ずるいな〜」
と、お互い変なところだけ朝陽になすりつけて笑っていた。