不良男子と私の話。




いつも6時過ぎには帰って来てくれるみたい。



2日連続でパパに会えた朝陽は大喜びで、ずっと側で遊んでいた。




パパが大好き過ぎて、困ります…

パパと一緒に寝られたらもっと最高なのに…と、本音を吐いてみる。




朝陽に負けないくらい私も好きだし、毎日会えて喜んでるのは私の方かもしれない。




これから毎日会える何て幸せだね。





「今日、ママと遊んだ?」

「公園行ったよ」




私は、パパと朝陽の会話を聞きながらも呑気にテレビを見ながらリラックスしてたら珍しく湊が甘えて膝に寝っ転がってきた。




『疲れた?』

「疲れた、このまま寝たい」

『布団で寝たい』

「朝陽〜ママとパパ一緒に寝てきていい?」

「やだ」

「何で?」

「朝陽も一緒に寝たい」




そう言って、パパが寝ていたにも関わらず無理矢理抱きついてきた。



パパの顔には朝陽のお尻。

完全に下敷き状態です…




「たまにはパパだって、ママと寝たいもん」




ママの取り合い?


幸せな光景。

ずっと、その会話しててほしい…



結局、どちらかが勝っても選べず私は2人と一緒に寝ると思う。





< 398 / 425 >

この作品をシェア

pagetop