不良男子と私の話。
結局、玄関までの見送りとなったけど…『いってらっしゃい』「行ってきます」の会話が出来て幸せな気分に浸っていた。
本当、
私何かがこんな幸せになっていいのかな。
湊がいて、朝陽がいて…2人のために生活できている事が何よりも嬉しかった。
「ママーーー!」
と、
寝室から朝陽の声が聞こえる。
声を聞いただけで少し、泣きそうな声だと言うのがわかった。
『何、ママここ』
「ママいなくなっちゃったと思った」
『ママ、ずっと一緒にいるよ』
そう言って、重たい朝陽を抱っこしてリビングへ行き、落ち着くまで抱っこしてようと思っていたら…また寝てしまった朝陽。
重すぎて、骨が折れそうなレベルだった。
早く起きて欲しいと、思う時こそ爆睡している。
ママが違う部屋にいるだけで泣いてしまう大きい赤ちゃんは幼稚園に行ったらどうなってしまうんだろう…
「ママー!」と泣き叫んでいるのかな。
そんな、朝陽は見たくないな…
けど、幼稚園に入れると決めた以上は私も覚悟を決めなければいけない。
頑張ろう。