オフィスの華(令和版)~若社長と秘書のHONEYなヒミツの関係~
こんな反応を見せたら、祐早斗さんは本当に私がキスしたいと思ってると勘違いしてしまう。

私は余計に恥ずかしくなり、彼の顔が見られなくなった。

こんな時に赤信号で車が止まってしまう。
どうしよう。

「違うから…」
私の瞳に薄っすらと涙が浮かぶ。

「ちょっとからかっただけだろ?泣くなよ…美苑。お前は本当に泣き虫だな」

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