オフィスの華(令和版)~若社長と秘書のHONEYなヒミツの関係~
遠慮がちだった彼の触れ方も次第に大胆になって来た。

手慣れた感じで私の感じる場所を唇や指先で愛撫する。

心臓の鼓動も高まる甘い感覚に呼応して、高鳴っていった。

「ちょっと待っててくれ」

彼は枕の下を探って小さな包みを手にした。

「これは?」
「あ…避妊具だ。赤ちゃん、作っていいならそのままでいくけど…」


「あ、赤ちゃんは困ります…」

「だよな…大切な人相手にそのままではいかない。男としてエチケットだ」

彼はカラダを起こして、私に背を向ける。








< 213 / 245 >

この作品をシェア

pagetop