オフィスの華(令和版)~若社長と秘書のHONEYなヒミツの関係~
俺に迫られて逃げた女は華が初めてだ。
あのまま、強引にベットに押し倒せば、良かったのか?
でも、僅かにカラダを震わせる華を見て、尻込みしてしまった。

何かワケありに思えた。

俺は自分の証を残すだけで精いっぱいだった。

華奢なカラダ。渾身の力で掴めば、折れそう細い腕。
彼女は美しい華そのもの。

知可子ママと一緒に居ても見劣りしない。

逃げれば逃げる程、追い駆けたくなる。それが男の狩猟本能だ。

俺はともかく華を追い駆けるしかない。

シャワーを浴びた後…彼女に連絡しようと思ったが、時刻は午前一時。俺は諦めて濱部社長と距離を置き、就寝した。
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