元勇者、ワケあり魔王に懐かれまして。
「うん、そうね。そうなると思うわ」
答えてから、これまでの流れをまとめる。
「私たちの結婚を大々的に広めるなら、結婚式にふたつの種族を招くのが一番いいと思う」
「そうだな」
「……ごめんなさい。こんな話ばっかりして」
「構わない。お前のそんな強さも好きだ」
嘘偽りのないまっすぐな言葉がティアリーゼの胸を突く。
シュクルがティアリーゼを好きだと言うたびに、ティアリーゼもシュクルのことを好きになる気がした。
(一緒にいられるだけでいいって思った。でも、結局私は役目を求めてしまう……)
「最後にもう一度聞かせて。……本当に私でいい?」
「お前がいい。ほかの人間はいらない」
答えてから、これまでの流れをまとめる。
「私たちの結婚を大々的に広めるなら、結婚式にふたつの種族を招くのが一番いいと思う」
「そうだな」
「……ごめんなさい。こんな話ばっかりして」
「構わない。お前のそんな強さも好きだ」
嘘偽りのないまっすぐな言葉がティアリーゼの胸を突く。
シュクルがティアリーゼを好きだと言うたびに、ティアリーゼもシュクルのことを好きになる気がした。
(一緒にいられるだけでいいって思った。でも、結局私は役目を求めてしまう……)
「最後にもう一度聞かせて。……本当に私でいい?」
「お前がいい。ほかの人間はいらない」