キミのためならいくらでも!!【完】
「あ゛ーー、そろそろ試験勉強しないとだぁー…、」

「えー?美海はいっつも成績いいじゃん、」


やばいのは私のほう、と言うと

何言ってんの学費免除のくせに、と

美海は口を尖らせた。


「学校着いたら蒼にまとめのノート見せてもらおーっと、」

「え、蒼ってそんなに成績よかったっけ?」


私が首を傾げると

知らなかった?と美海は苦笑した。
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