キミのためならいくらでも!!【完】
「ねー、そーいえばさ、光希昨日たまたま聞いちゃったんだけど、」

「光希が噂話なんて、珍しいね。」

「学祭の時ってグランドにステージ建ててトークショーやるじゃんー?あれ、今年もしかしたらnovaが来るかもって。」

「え!?」


生徒会室の前通りかかったときに偶然聞いちゃったんだよねー、と

光希は大真面目な顔をしてそう言った。


『さすがにそれは無理だろ、コンサートチケットの倍率だってやばいんだし…、』

『うーん…、聞き間違いとかじゃなくて、ほんとにnovaって言ってたの?』

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