キミのためならいくらでも!!【完】
『とりあえずコーヒーいれるから、もー少しゆっくりしてな、』


起きたばかりの私の頭を

ぽんぽん、と撫でてから

飛雅くんはベッドから立ち上がった。


「………これ、ほんとに現実だよね…?」


そっと、ついさっきまで飛雅くんがいた部分に触れると

まだ少し温かくて

私はもう一度ごろん、と横になった。
< 560 / 942 >

この作品をシェア

pagetop