君じゃなきゃ。
そして先輩は動揺しつつも座り込んでしまっているあたしに手を差し伸べてくれた。
「いやぁ……朝から熱烈だね。彼氏……だよね?」
先輩は苦笑いで言ってくる。
……やっぱり見られてたんだ。
そして、バレてますね。
「そうです……もう……お恥ずかしい限りで……」
あたしは先輩の手を借り、赤くした顔を隠しながら返事をした。
「ううん!全然!……僕もあれくらい熱烈だといいのかな……」
「え?」
「あ……うん、彼女に対してね。あれくらい情熱的な方が彼女も喜ぶのか……と」
…………彼女!?