まだ、青く。
「名前に触れれば読めるって聞いて本当はずっと勘づいてたんだ。俺の心が読めないのは苗字の漢字が本名と違うからだって。
苗字はコンプレックスだったし、誰にも読んでもらいたくなかったから、今まで黙ってたけど、でも...最近は違う。
なんとなくだけど...俺のことも知ってもらいたいなって思うようになった」
「そう...ですか」
潤ちゃんが手紙で言ってた。
凪くんには大切な人がいるって。
潤ちゃんも身を引いてしまうくらいの人がいるんだって、私も知ってる。
もしかして、今日のこの告白は私にその人の気持ちを読ませるため?
でも、それには凪くんの名前は関係ない。
なら、どうして...?
「夏目が自分自身の心が読めないのも、もしかしたら漢字が違うとかそういうのがあるんじゃないかと思って。今さらで申し訳ないんだけど、参考になればって思ったんだ。ごめん、こんなどうでもいい話で...」
「いえ。とても参考になりました。ありがとうございます...」
言いながら苦虫を奥歯で潰したような気分になった。
苗字はコンプレックスだったし、誰にも読んでもらいたくなかったから、今まで黙ってたけど、でも...最近は違う。
なんとなくだけど...俺のことも知ってもらいたいなって思うようになった」
「そう...ですか」
潤ちゃんが手紙で言ってた。
凪くんには大切な人がいるって。
潤ちゃんも身を引いてしまうくらいの人がいるんだって、私も知ってる。
もしかして、今日のこの告白は私にその人の気持ちを読ませるため?
でも、それには凪くんの名前は関係ない。
なら、どうして...?
「夏目が自分自身の心が読めないのも、もしかしたら漢字が違うとかそういうのがあるんじゃないかと思って。今さらで申し訳ないんだけど、参考になればって思ったんだ。ごめん、こんなどうでもいい話で...」
「いえ。とても参考になりました。ありがとうございます...」
言いながら苦虫を奥歯で潰したような気分になった。