恋愛アレルギー
☆☆☆

目が覚めたとき、あたしは最初に真っ白な天井を見ていた。


自分の部屋ではないし、学校でもなさそうだ。


ここはどこだろう?


と、首を動かしてみると、白いカーテンがかけられているのがわかった。


それはベッドを隠すようにひかれて一瞬保健室だろうかと考えた。


でも違う。


次に視界に入ってきた点滴パックにあたしは大きく目を見開いた。


どうやらここは病院みたいだ。


「愛美、大丈夫?」


その声に顔を動かすと、両親が心配そうな表情であたしを覗き込んでいた。


あたしは「うん」とうなづく。


「よかった」


逆側から聞こえてきた声に驚いて顔を向けると、そこにはなぜか船見くんの姿があった。


「船見くんっ!?」


驚いて体を起こそうとしたが、船見くんに静止されてしまった。


仕方なくベッドに戻り、布団を顔もギリギリまでかぶって隠れるようにした。


どうして船見くんがここにいるの?
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