恋愛アレルギー
大きく開いて確認してみるけれど、どれもこれも地味な服ばかりだ。


ワンピースやスカートなど、女の子らしいアイテムはほとんど持っていない。


その事実に愕然としてしまった。


いくら恋ができないからといって、あたしはオシャレまで捨ててしまっていたみたいだ。


《愛美:どうしよう。デートに着ていける服なんてないよ》


週末まであと2日。


その間にマシな服を購入して、メーク道具も集めないといけない。


そう考えると途端に絶望的な気分になった。


いくらメーク道具が安いと言っても服を買うのは無理だ。


それにデート代だっていくらかは残しておかないといけない。
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