◇君恋◇
そしてお昼時間。
私たちは人のこない屋上で食べることにした。
そうそう私よ~く考えたら拓海くんと話したことある?
ないよね多分;
でも龍也も夏美と話したことないから大丈夫か…
「龍也…どうするの?」
私は小声で龍也に話しかける。
「あぁ…まぁ拓海は直接スパッと言ったほうがいいやつだから…」
「え?」
つまりどういうこと?
直接スパッと?
うん?
私には龍也の言っていることが全く理解できなかった。
「つまりこういうこと…拓海、こいつがお前のこと好きなんだって」
龍也は夏美を指差して言う。
『えぇ―!!///』
当然夏美は驚いた。
『えぇ―!』
ついでに言うと私も。
直接スパッと確かにそうだけど;
物事には順序ってものが…
「いいよ」
『えぇー!』
拓海くんは本当にあっさりとOK。
夏美は驚きすぎて
「う、ううう…嘘―?!」
多分龍也だからできた方法。
やっぱり龍也にまかせて良かった?
「というわけで俺たちは行くは。ほら明行くぞ」
「う、うん」
私は龍也に引っ張られてその場を去った。
夏美大丈夫かな…?
夏美を見るとまだ驚いている様子で
拓海くんは私たちのほうをにっこり見つめていた。