🩸狂い切ったヴァンパイア🩸
なにを、言ってるの……?

「壊れる……。やだ……玲くん」

身体が、楽になって、玲くんの首に手を回わしてぎゅっと抱きしめた。

「っ……」

「……お前は、まだいい」

「えっ……?」

蒼葉くん……?

いま、なんて……?

「……ひゆ、おねんねしようね」

「え……?」

最後に見えたのは、玲くんの、怖い笑顔だった。





「んっ……」

目を覚ますと……

「あっ……起きた?」

心配するように私のことを見ている玲くんがいた。

ゆっくりと身体を起こす。

「ここは……?」

「僕のおうち」

辺りを見渡すと、うさぎのぬいぐるみや、くまのぬいぐるみがいっぱい置いてあった。

どちらかというと女の子っぽいお部屋だな。

「そう、なんだ」

「ふふっ、うん。」

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