爆発したセクシャルマイノリティより愛をこめて
その後は、落ち着きを取り戻し、中学の時の自分とあまり変わらない自分で高校生活を送ることができた。

ただ、その頃に、こう思うようになった。


僕の本当の心の性別は、生まれ持った性別とは違うのではないか……?


高校二年生のときに何を考えていたかは覚えていない。

これは記録したものがないことと、治療で電気治療と言うものをして記憶が飛んでしまったからだ。

ただ、高校三年生のときの僕の性自認は体の性別と逆の性になっていた。

その頃には、中学のときに好きになった同性の友人を異性のように感じるようになり、異性のように扱った。

いや、その人だけでなく、同じ高校に通う同性の友人達も異性のように感じるようになった。

これは今でもだ。
僕にとっては、女性も男性も異性なのだ。

話を戻そう。

高校一年生か二年生のときに、僕は中学から想っていた友人に告白した。
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