むすんで、ひらいて、恋をして
「だって、いつも使ってない電車にのるとか怪しくね? 春宮さんならさ、どっかの社長とつきあっててもおかしくないだろ。もしくは、起業家の大学生とか」
とりあえず、朝帰りではない。
昨日の夜、アリスは寝るまで俺と罵詈雑言を浴びせ合ってたんだから。
寝る間際のアリスに、おやすみ、言ったの俺だし。
って、俺はだれに対抗意識を燃やしてるんだ?
「春宮さんって、あんな感じなんだな……」
目を細めて、表情をゆるめる上谷に嫌な予感。
「……あんな感じって?」
「なんだろ、めちゃくちゃ可愛いかった……」
「………は?」
とりあえず、朝帰りではない。
昨日の夜、アリスは寝るまで俺と罵詈雑言を浴びせ合ってたんだから。
寝る間際のアリスに、おやすみ、言ったの俺だし。
って、俺はだれに対抗意識を燃やしてるんだ?
「春宮さんって、あんな感じなんだな……」
目を細めて、表情をゆるめる上谷に嫌な予感。
「……あんな感じって?」
「なんだろ、めちゃくちゃ可愛いかった……」
「………は?」