地味同盟〜地味男はイケメン元総長〜
「そうだね。期末終わったらすぐに夏休み入るし、文化祭の準備って夏休み中にやるやつもあったでしょ? 壁新聞とか」
沙良ちゃんが日程を思い起こしながら言うと、小林くんが続けて口を開く。
「うちのクラスは何やるんだろうな? 一年は大体展示ものみたいだけどさ」
「展示だけってつまんねー。もうちょっと捻りが欲しいよな」
文化祭の話題になって立ち直ったらしい工藤くんが口を尖らせた。
「……それについてなんだけどさ」
一拍間を開けて、美智留ちゃんが話し出す。
「あたしちょっと考えてる事あるんだ。後で詳しく話すからさ、皆協力してくれる?」
ワクワクと、楽しそうな表情。
それに釣られるように、皆は「もちろん!」と返事をした。
陸斗くんはちょっと面倒そうにだったけれど。
そんなあたし達の仲間に入れない杉沢さんは「いいなぁ」と本当に羨ましそうに言う。
沙良ちゃんが日程を思い起こしながら言うと、小林くんが続けて口を開く。
「うちのクラスは何やるんだろうな? 一年は大体展示ものみたいだけどさ」
「展示だけってつまんねー。もうちょっと捻りが欲しいよな」
文化祭の話題になって立ち直ったらしい工藤くんが口を尖らせた。
「……それについてなんだけどさ」
一拍間を開けて、美智留ちゃんが話し出す。
「あたしちょっと考えてる事あるんだ。後で詳しく話すからさ、皆協力してくれる?」
ワクワクと、楽しそうな表情。
それに釣られるように、皆は「もちろん!」と返事をした。
陸斗くんはちょっと面倒そうにだったけれど。
そんなあたし達の仲間に入れない杉沢さんは「いいなぁ」と本当に羨ましそうに言う。