地味同盟〜地味男はイケメン元総長〜
「楽しそうだね。……文化祭かぁ、まともに参加したことなかったかも知れないな。ねぇ、それって部外者も行っていいのかな?」
「え? どうだったかな?」
質問にさくらちゃんが思い出そうと考え始める。
ってか、来るつもりなの?
来なくていいんだけど。
っていうか、髪触らないでくれるかな?
せっかく美智留ちゃんに綺麗に結ってもらったのに。
杉沢さんの手から逃げるように陸斗くんの方へ寄ると、髪を触っていた手に気付いた陸斗くんが杉沢さんの腕を掴んだ。
「確か、文化祭には在校生の招待がなきゃ校内に入れねぇよ。だからてめぇが参加できる余地はねぇ。ってか来んな」
そう言って腕をぺいっと投げるように放す。
「いてぇなぁ……。ま、分かったよ。在校生に招待してもらえば入れるんだね」
諦めるという言葉を知らないかのように、杉沢さんは笑顔で言った。
……来る気だ、この人。
「え? どうだったかな?」
質問にさくらちゃんが思い出そうと考え始める。
ってか、来るつもりなの?
来なくていいんだけど。
っていうか、髪触らないでくれるかな?
せっかく美智留ちゃんに綺麗に結ってもらったのに。
杉沢さんの手から逃げるように陸斗くんの方へ寄ると、髪を触っていた手に気付いた陸斗くんが杉沢さんの腕を掴んだ。
「確か、文化祭には在校生の招待がなきゃ校内に入れねぇよ。だからてめぇが参加できる余地はねぇ。ってか来んな」
そう言って腕をぺいっと投げるように放す。
「いてぇなぁ……。ま、分かったよ。在校生に招待してもらえば入れるんだね」
諦めるという言葉を知らないかのように、杉沢さんは笑顔で言った。
……来る気だ、この人。