桃色溺愛婚 〜強面御曹司は強情妻を溺愛し過ぎて止まらない〜
「杏凛は俺だけのものだ、君にその印をつけたい。もっと、いろんな場所にたくさん……」
そう言って匡介さんは私の許可も取らずにあちこちへとキスマークを付けていく。この人にこんな独占欲があったなんて、今まで知りもしなかった。
可愛い、愛おしい。こんな匡介さんの新たな一面が私の胸をいっぱいにしてくれる。
「好き、匡介さん」
そう呟くと同時に乱暴に口が塞がれた、我慢出来ないとでも言うように。そのまま私のブラのホックが外されて、フロント部分を匡介さんが口にくわえて上へとずらす。わざとそうしているのだと分かると、どうしてか身体の芯が熱くなった。
「そんな風にしないで、恥ずかしいから……」
「杏凛が恥ずかしいだけならやめない、俺はもっと君のそんな顔が見たい」
そんな意地悪な言葉に私の方が驚いてしまう。今まで私が嫌だと言えば無理強いなんてしなかったのに、そんな風に思っていたなんて。
でも怒る間もなく私は匡介さんの与えてくる刺激に身体を震わせる。
「あっ、だめ……そんな……ぁあ」
露わにされた胸の尖りの片方を口に含まれ舌でつつかれる、その温かな滑りを帯びた感触に背中がゾクゾクしてくる。腰から下がジンとして甘い痺れに襲われていく。