ロミオは、愛を奏でる。
トントン…
ドアが鳴る音が響いて
ベッドから起き上がった
誰?
「イト?起きてんの?」
リョーちゃん!?
「あ…うん…」
「入っていい?」
慌てて髪を整えた
「いいよ!」
ガチャ…
「イトもぉ寝たかな…って思ってたから…」
うん
イトもリョーちゃんが来てくれると思わないで
メッセージを送った
部屋の灯りをつけたら
Tシャツにラフなハーフパンツ
スーツじゃないリョーちゃんがいた
イトもパジャマだった
もちろんメイクもしてない
なんか恥ずかしくなった