ロミオは、愛を奏でる。
「イト、どれがいい?」
「え…?」
リョーちゃんの下着の代わりに
リョーちゃんがイトに選ばせてくれた物
「腕時計なら普段つけれるだろ
大学の入学祝い
イト好きなの選びなよ!」
イトの腕時計
「え、でも…」
「オレも無駄に働いてないから…
それぐらい買わせてよ
…
イト、前にオレに作ってくれたじゃん
ダンボールの腕時計
だから、そのお返し…」
「そんなのイトが幼稚園の時でしょ」
リョーちゃんが好きで
幼稚園で一生懸命作った
リョーちゃんにあげたら
「カッコいいね!イト」って喜んでくれた
「すげー嬉しかったから、まだ覚えてる」
「じゃあ、イトの腕時計リョーちゃん選んで」
「んー…そーだな…
コレは?あ、こっちもイトに似合いそう」
好きな人に選んでもらうのって
なんかいいね
イトのために
リョーちゃんが選んでくれてるって
なんか幸せ
隣でアクセサリーを選んでる人達がいた
ネックレスかな…
いいな…
付き合ってるのかな?
アクセサリー一緒に買いに来るって
きっと付き合ってるんだよね
「イト、コレは?」
「うん、イトもそれがいいと思ってた
イトに似合うかな?」
ショーケースから出してもらって
店員さんからつけてもらった
「あ、いいじゃん
イトに似合ってるよ!」
「じゃあ、これがいい」