また君と恋する
さあ、私も頂こうと箸を手にして気付いた。
七味唐辛子がかかってない。
キョロキョロと探して、机の上にないことも確認した。
私は辛いのが大好きで、餃子を食べる時はラー油がほしいし、ラーメンや蕎麦には七味唐辛子をかけたい。
「由麻ちゃん。どうしたの?」
キョロキョロしていたのに気付いたお母さんが不思議そうに聞いてきた。
「何でもない」
まあ、ないならいいか。
諦めて、いただきます────と手を合わせた時。
コトッと音を立て、テーブルに七味唐辛子が置かれた。
視線を移すと、早瀬君がいて彼が置いたみたい。
「あ、ありがとう……」
私がお礼を言っても大して気に留める様子もなくキッチンへ戻った。
「なんだ、七味を探してたのね。言ってくれれば分かったのに」
七味唐辛子がかかってない。
キョロキョロと探して、机の上にないことも確認した。
私は辛いのが大好きで、餃子を食べる時はラー油がほしいし、ラーメンや蕎麦には七味唐辛子をかけたい。
「由麻ちゃん。どうしたの?」
キョロキョロしていたのに気付いたお母さんが不思議そうに聞いてきた。
「何でもない」
まあ、ないならいいか。
諦めて、いただきます────と手を合わせた時。
コトッと音を立て、テーブルに七味唐辛子が置かれた。
視線を移すと、早瀬君がいて彼が置いたみたい。
「あ、ありがとう……」
私がお礼を言っても大して気に留める様子もなくキッチンへ戻った。
「なんだ、七味を探してたのね。言ってくれれば分かったのに」