また君と恋する
それでも、今日会ったばかりなのに沈黙に耐えられるから不思議な人だ。

知らなかったとは言え、恋バナしてぶっちゃけた相手だからかな。

……恋バナ、か。

「あの。ちょっと相談なんですけど」

そんなことを口にしたのは、空気に呑まれたからかもしれない。

「なーに?」

「実は、私と志希君……中学生の時に付き合ってたんです」

「はえっ? えっ、そうなの? なにそれ、超キュンな話じゃん!」

ガッツリ話に乗ってくるんだから恋バナ好きなんだろうな。

「でも3ヶ月くらいで、別れたのも私の不甲斐なさが原因で……」

「不甲斐なさって……浮気したとか?」

それはないと全力で否定した。
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