同期はまさかの御曹司?☆ 番外編完結
翌日待ち合わせ場所に康祐と向かった。
私はまたあの後お泊まりしてしまい、真由と買ったあの日の服をフル活用…

俺たち2人を見て一樹は悟ったようだ。
でも一樹はそのことを何も言わない。
「久しぶり!同期で集まれるなんて嬉しいな。明日も休みだ、飲みまくろう!」
と言ってくれる。
一樹の人としての大きさに頭が下がる。

飲み会の場で俺たちが付き合い始めたことを話すとみんなから冷やかされ、ユイは恥ずかしそうにした。

こんなことになるとは思っていた、と慶太は笑ってた。
俺はカヌーを1人で乗らされたことを根に持ち話すと大ウケしてた。慶太もアレはマジで面白かったと大笑い。
みんな俺が振り回されてるのを見て笑っていたようだ。
みんなにはどれだけ俺がユイに振り回され、溺愛していたのか分かっていたようだ。

気が付かないのはユイだけだぞ。
覚悟しとけよ、ユイ。
ユイがもっともっと分かるまで溺愛してやるからな、と俺は心に誓った。
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