同期はまさかの御曹司？☆ 番外編完結

翌日、ユイは両親と東京観光すると言って出かけて行った。

両親は明日の夕方長野に帰るらしい。

俺は一度家へ戻り、両親に連絡した。

両親に結婚したい旨を伝えるととても驚いていた。

相手の両親にあって欲しいと頼み込んだ。
今日というタイミングを逃すわけにはいかない。
絶対に今が俺たちのターニングポイントだ！

これを逃したらダメだと俺の反応が叫ぶ。

両親には申し訳ないが予定をキャンセルしてもらい俺のわがままに付き合ってもらった。

俺は新宿のホテルのレストランで予約を取りユイに連絡した。

『5時に新宿の⚪︎⚪︎ホテルにきて欲しい。ご両親とも食事をしたい。予約も押さえてある。わがまま言って悪いがタクシーで来てくれないか。』

『ご飯の予定は立ててないからいいけど、両親に会うなんて気まずいからいいよ、会わなくて。』

『俺が会いたいんだ。迷惑でなければ迎えに行ってもいいけど気を遣わせるし、親子水入らずで観光してるから悪いよな。』

『本当にいいの？』

『もちろん。5時に入り口で待ってるから！』