夜明けの光をあつめながら
家族以外で言えば、私は中学生まで、『二人の男の子』とよく遊んでいた。
優しくて大人しい男の子と、いつも明るいトラブルメーカーのような男の子。

彼らとは小学一年生の時から一緒だった。
二人は幼き頃から『野球』をやっていて、キャッチボールをしている球を、私にぶつけて来たんだっけ・・・・。
でも以後二人とは一緒。

そして二人がいてくれたから、私は楽しい『一度きり』の学校生活を送る事が出来た。
いじめらることはなかったし、毎日の学校が楽しみだった。

・・・・ああでも、一度だけクラスメイトに『嫌がらせ』を受けていた私だけど、二人の友達がすぐに守ってくれた。
あの頃はホント、『楽しかった』と振り返る。

・・・・まあでも、その二人とは中学を卒業してから、一度も会った事がないんだけど。
『疎遠』になっていなかったらいいんだけど・・・。

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