極上パイロットの赤ちゃんを溺愛初夜で宿しました
そういった煩わしさを回避したくて、一生独身がいいと思っているのではないか。
翔なら適度に遊ぶ女性はいくらでもいるだろうし、結婚しなくても不自由はしないだろう。家庭を持つリスクを考えたら、消極的になるのも無理はない。
「ごちそうさまでした。おいしかったです」
空っぽになった器を前に両手を合わせる。
翔はにっこりと笑い返してきた。
「喜んでもらえたのならなによりだ」
「片づけは私がやります」
「体調が悪いなら無理するな。先に風呂に入っておいで」
皿を持って立ち上がったら彼に取り上げられ、美羽は翔の言葉に甘える以外になかった。