ただどうしようもなく…
どうやら彼女が別れてくれなくて
困ってたら今朝早くに今から
隼人の部屋に行くからと
メールが着たらしく、
彼女が来たときに
部屋に私が居たほうが
別れてもらいやすいと思ったからしい…

正直、修羅場になるとしか
私には思えなかった。

私が隼人の部屋に着いて
1時間後に彼女がやって来た…

案の定、修羅場になった…

彼女は私に
『あんたが隼人をたぶらかしたんでしょ!
いい歳して歳下を弄んだりして楽しいの?』
などの罵声を浴びせてきた…

私が口を挟めば
火に油を注ぐようなものなので
黙って彼女の言いたいことを
じっと聞いていた。
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