君を守るのは僕の仕事
「ただいまー!」
玄関から明るい声が聞こえた。
「あ!ばーちゃんとじーちゃん帰ってきた!!」
「空ー!ただいまー!!ばーちゃんよー♪」
「真美さんおかえりなさい。」
この明るい人はあきのお母さんの真美さん。
隣で何も喋らない中年がお父さん。
毎日仕事帰りは一緒に帰ってきて、
結婚して4年経つけど今だになんで真美さんがお父さんを選んだのかわかんない。
「今日オムライス?美味しそうね」
「ばーちゃん、これあきちゃんが作ったんだよー!
ママはまたお皿割ったのー!」
「く、空、余計なこと言わないでよ。」
「みっちゃんは元気があってよろしい!」
よく喋るようになった空の成長を感じながら、恥ずかしい場面も増えた。
家族が揃って夕飯を囲む。
当たり前だけど、それが一番幸せでありがたかった。