【完結】年上御曹司と始める幸せお見合い結婚



 その後、真剣に悩んでプロポーズの返事を考えたわたしは、数日後に高木原さんを呼び出した。

「高木原さん」

「あ、美鈴さん」

「お忙しい所、急に呼び出してすみません」

「いえ、大丈夫ですよ。誘ってくれて嬉しいですし」 

 そう言って高木原さんは、嬉しそうに笑った。

「……あの、少し歩きませんか?」

「いいですね。行きましょう」

 わたしたちは、駅の近くにある大きな公園まで歩きながら話すことにした。

「今日はいい天気ですね」

「そうですね」

「……空もキレイだし、素敵だけど。美鈴さんの方が、いつ見ても可愛らしくて、とてもキレイだと思っています」

 そうやって褒めてくれる高木原さんに、わたしは「いえ、そんな……」と遠慮がちに答えた。

「本当ですよ? 初めて見た時から、美鈴さんがずっと可愛いなって思ってたんだ」

「……ありがとう、ございます」

 こんな素敵な人に褒めてもらえるだけで、わたしはありがたいとさえ思う。

「俺、美鈴さんとなら、素敵な家庭を作れそうだなって思っています」

「……え?」
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