幼なじみだけどそうじゃない・・・!!
(え、嘘だろ。姫野にまでバレてんの?バレすぎじゃね?)


動揺はしたが気を取り直して一華と向き合った。


「い、一華」
「な、何・・・?」


2人揃って吃って何やってるんだろーな。

いつも通りの一華に緊張が少しだけ溶ける。

ただ視線は合わない。


「いや、腹でも空いてねーかなって思って」


他のサッカー部が見えないように立つと、一華は毛利から離れ、俺の方を向いてくれた。

何これ可愛い。


「空いてるからたこ焼き食べに行こうって話になってたの」
「・・・奢ってやろーか?」
「え、何でちーくんが?」
「結局勉強教えて貰った分のお礼、出来てなかっただろ」
「紅茶くれたじゃん」
「あれは差し入れだし」


一華は明らかに戸惑っている。

そりゃそうだろうな。

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