幼なじみだけどそうじゃない・・・!!
全てを飛奈ちゃんに見透かされているみたいで少し悔しい。

私より私のこと分かってるんじゃない?

ただ、一緒に行くことに罪悪感もあった。

だってちーくんには好きな人がいる。

それなのに私にお礼をするとは言え、私が隣にいる。

ちーくん的にそれはいいの?
見られるかもしれないんだよ?

確かにここは学校区から大分外れてるしこの人混みだけど・・・。

まぁそのおかげで一緒にまわってもいっかって考えも出てきたわけだけど・・・。

もやもやして上手く楽しめない。

念の為キョロキョロ辺りを見渡して、誰もいないか確認する。

そして似たようなことをして
「もしかして私のこと・・・」
と勘違いする女子が生まれないように釘を刺そうとしたが、問題ないと言い切られてしまった。

それに誰にでも優しくないって言うけどちーくんは十分優しいと思うよ?

わざわざ私に差し入れくれてたり、たこ焼き奢ってくれたり・・・。

たこ焼きが熱すぎて醜態を晒してしまったときもすぐにりんごジュースをくれた。

結局ちーくんの好きな人って誰なんだろ。
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