年下のかわいい後輩くんが彼氏になりました
「優菜、お風呂お待たせ。今日は早く出るんだぞ。1時間も入っていたら朝になる」
「はーい。啓太は先に休んでてね。私の部屋にお布団敷いておいたから」
「ありがとう」
私がお風呂から出て、部屋に入ると啓太は疲れていたからか熟睡していて。
敷いた布団ではなく私のベッドで寝ている。
起こすのは可哀想だから、私が敷いた布団に横になる。
「んー、優菜こっち来て。一緒に寝よ」
「ごめん、起こしちゃった?今夜は私こっちでいいよ。啓太疲れてるでしょ?」
「だーめ!一緒じゃないと疲れ取れない。早く来て」
私は隣で一緒に眠るだけのつもりで啓太の寝ているベッドにもぐりこんだ。
「啓太、おやすみ」
「んな訳ないでしょ。優菜。疲れてるから余計に優菜が欲しい」
「はい?疲れてるんでしょ?」
「男ってさ、疲れているときほどしたくなるの。分かってよ」
そう言うと啓太が私の上に乗ってきて。
「こんな可愛い優菜が隣にいて何もしないなんてあり得ない。ダメ?」
そう切ない声で聞いてくる啓太。
私、啓太には勝てない。
「ううん、ダメじゃない。私も啓太が欲しい」
「優菜・・・」
考えなければならない事が多すぎて、頭がパンク寸前で。
啓太と体を重ねている時は啓太のことだけを考えて。
そしていつの間にか2人は深い眠りに落ちた。