年下のかわいい後輩くんが彼氏になりました

お母さんの運転で私たちはお母さんの住んでいる実家へ案内された。

その家には啓太のおじいちゃん、おばあちゃんも住んでいて、久しぶりの孫との再会にとても喜んでいたから、見ている私も嬉しくなって。

おばあちゃんが啓太のことを離さないので、お母さんと私で夕飯を作って。

座ってていいよって言われたけど、啓太の育った味を知りたくて、お願いして一緒に台所に立たせてもらった。

その夕食の時、啓太が私たちの同居のことについて話してくれて。

啓太のお母さんは大賛成してくれた。

何もできない啓太の面倒を見てくれてありがとう、とまで言ってくれて。

おじいちゃんとおばあちゃんは早くひ孫が見たいと啓太にお願いしてる。

啓太は「俺まだ高校生だから!」って顔を赤くしながら断っていた。

とても楽しい夕食だった。啓太の家族は暖かい。

やっぱり啓太は大切に育てられたのが良く分かるよ。

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